昇格組に辛勝!
けが人続出でコンディションが上がらないバルサは昇格組のラス・パルマスに辛勝でした。
【試合結果】
2-1
結果は2-1で辛勝でしたが、押し込まれるシーンはほとんどなく追いつかれるという不安はありませんでした。
それに大エースの負傷離脱の中、満身創痍でよく勝ってくれた!と拍手を送りたいです。
【個人的感想】
まずシュテーゲンの失点は相変わらずなくなりませんね。
今回の失点はマスチェラーノが危ない位置で不用意なパスカットをされ相手選手のシュートが味方選手の足に当たり方向が変わりゴール!だったので、しょうがない!
と、言いたいところですが、
気になるのはシュテーゲンは一歩先しか見ていない気がしました。
例えばあのシーン、スローで見ても打つ瞬間明らかに足が邪魔になっていたのでシュートの跳ね返りがあることも予想されたハズです。
それでもシュテーゲンはこの位置にシュートが来る!と
その場所を動かず、いつもの見送りでゴールになりました。
あれはどのGKでもノーチャンスのゴールでしょうが、
もう少しこの位置だけではなく、予測と可能性も頭に入れて、
あのシーンだったら『弾いたら逆側にもボールが来るかもしれない』という動きをしてほしかったですね。
具体的にいうなら飛びつくぐらいの。
失点が多い上、あまりにも見送りゴールが多いので相手からは脅威がなくザルゴールキーパーです。
こういったGKは経験から来る【勘】や【判断】が高くなれば当たる時は凄そうですが、もう2シーズン目なので昨季よりもハイレベルな活躍を見せてほしいものです。
ここまでシュテーゲンをボロクソに評価したのですが、よかったシーンが二度ありました。
1つはどのシーンかは忘れましたが、シュテーゲンが良いプレイを見せた時にカンプノウから暖かい拍手が送られたことです。
これはここまで決して良いプレーを見せているわけではないシュテーゲンにとって良いモチベーションになることでしょう。
2つ目は相手のFKの時に細かく指示していたことですね。
まだまだ言語の壁はあると思いますが、GKのミスは即失点につながるのでDFの位置やポジションに不満があればガンガン言ってほしいですね。
次のセビージャ戦からは恐らくブラボが先発に戻ってくるので、リーガでは出番がなくなりそうですが、
コパ・CLはシュテーゲンを使うと思うのでそれまでにはせめて昨シーズンの力には戻してほしいです。
躍動する≪新戦力≫
昨シーズンはインテリオールからピボーテとして起用、そして今シーズンは右サイドバックの新戦力としてコンバートされたセルジ・ロベルトの躍動は素晴らしいものがありました。
当初使われた時から可能性があるプレーをしていたので、私は大絶賛だったのですが、その中でも特にラス・パルマス戦のロベルトは輝きが一段と違っていました。
メッシとのパス交換はアウベスにはまだ及びませんが、チームとしてのパス交換は正直アウベス以上だと私は思っています。
それぐらい素晴らしいものがありました。
ただ、レギュラーを奪うには守備の向上や、囲いこんだ時のサポートがまだ少し物足りないと感じました。
また、現在は層が薄いので仮にレギュラーを奪ったとしても、中盤での人数が足りない為あまり使われることはないのかもしれません。
個人的にはメッシの位置にアウベス、右サイドバックにロベルトを試して欲しいですね。
中盤はラキティッチ、イニエスタ、ブスケツ、マスチェラーノ、余裕がでたらグンバウのちロベルトでだましだましやっていってね。
また、ブスケツはいつもより一つ前の位置でスタートしましたが、今日の出来は初めて良かったと言える内容でした。
いつもは本職の守備を意識した戦いが根付いているのか、あまり攻撃には参加していなかったのですが、
ラス・パルマス戦は相手のレベルも関係しているのかも知れませんが、積極的に前線の顔出し、FWとのパス交換などがあったので良い出来でした。
ただ、2点目のシーンは打てよ!と思いましたが、スアレスのナイスゴールに助けられましたね!
多分戻りオフサイドでしたがw
今日の試合はチャンスをぼこぼこ外していたので、評価が分かれる試合になると思いますが、個人的には最低の勝ち点3を獲ったことが大きな意味を持つようになり気がします。
なんせこの過密日程、こなした試合相手を見ても白組よりも上にいることは優越です^^
ですが、歴代最強と言われ連勝を重ねた無冠のチームのように油断するとどこで落とし穴がまっているか分からないので、大口は叩けないですけどね。
年内耐えて、CL、リーガ連覇の夢を見させてくれ!